両親が苦労して築いた資産を大事に継承するための計画。
7年前母が他界して、自宅と土地と古い木造賃貸住宅を受け継ぎました。3つとも父と母が苦労して築いてくれた、いわば涙と汗の結晶のようなもの。だから、相続した時はもらったというよりも今度は私が大切に引き継いで、次の世代に渡す役割が回って来たと思いました。なかでも木造賃貸住宅は母がきちんと経営、維持管理してくれていましたので、いつも満室経営で安定した収入があり、金銭面で私達を支えてくれました。ところが、床の根太が腐るなど構造的な傷みが出ていて建替えの時期を迎えていました。
自宅の方はハイムさんで建てたもので築19年、まだまだ住める家でしたが、建築当初6人いた家族が半分になり、掃除の労力や光熱費のことなどを考えると、78坪の家は広過ぎて先々の維持管理が大変だと感じていました。そんな時、ハイムさんのモデルハウス見学会で拝見した間取りが大変気に入り、同じ形での建替えを提案していただきました。
地の方は、変形地だったので兄妹3人の共有名義にしていたのですが共有名義は後々もめる元。自宅、賃貸住宅の建替えを機に、こちらもハイムさんにお願いして売却し公平に分割しました。
入居率よりも定着率を高める経営ポリシーで満室経営を。
賃貸住宅には入居者の方に長く気持ちよく住んでいただきたいので、質の高い住環境を提供することを心がけています。そのためにも管理は人まかせにせず、退去時の清掃なども自分の手で行ない、細かい所まで目が届くようにしています。また、テレビドアフォンやシャワートイレなどの設備仕様も入居者目線に立ち、いち早く採用するようにしています。それで今住んでくれている方達が退去せずにいてくれるなら悪い投資ではありません。 入居率以前に定着率を高める。 母の代からずっとそれをポリシーに経営してきました。
建替え後も引き続き入居し、トータル28年も住み続けてくださっている方から「家賃は前よりも少し高くなったけれども、お家賃以上の価値を感じています。とにかく静かで暖かいし、光熱費も随分少なく済むようになりました」と、うれしいお言葉を頂戴しました。建替えて丸三年になりますが、一度も入居者の方から不具合の声が出たことがないのでハイムさんにして本当によかったと思っています。
光熱費が大幅にダウン
78坪の旧宅と新居を同じ大きさに想定して比べてみても光熱費が約30%もダウン。お掃除もラクに。